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プア子のREライフ:カジノ in 澳門(マカオ)編

澳門(マカオ)カジノブログ。魑魅魍魎の酒精に入り浸り、働きたくないからカジノにいく転職活動女子、プア子の記録。

澳門(マカオ)のカジノブログ:4

「そういえば、何故キミは澳門(マカオ)に来たんだい?」

 

「恥ずかしながら申し上げますと、働きたくないからカジノへ行く、これに尽きます。つい先日、闇より深し暗黒企業を退職させていただきました」

 

 「噂によると、ベネ氏へ一世一代の大勝負を挑もうとする怪物がこの界隈を歩き回っているとの情報を聞きつけていたのだが、、、キミではないようだ。しかし、キミも人生の次なる一手を模索しているといったところだね」

 

「働きたくない」

 

「しかし、論理で生きてきたような女性が賭け事とは。惨憺たる目に遭わないように祈るばかりだよ。キミのような聡明な女性は、一定期間海外で、英語とプログラミングを10万円程で学べて就職も斡旋してくれるフィリピン政府公式認定 語学学校NILS なんかがピッタリだと思ったんだけどね。一般事務からエンジニアにキャリアチェンジした方のお話なんか面白いよ。そう、このプログラムの良いところはね・・・」

 

「ふむふむ、へえへえ、むにゃむにゃ」

 

幾つかの殺伐たる有益な説明を抜けた丑三つ時を回った頃、私は隠された秘密基地の隅において、焼きすぎた餅のように膨れていました。そのとき、室内の照明が少し落とされるのと同時に、ピアノの舞台脇にあるカーテンに隠された大きな扉が開け放たれました。椅子越しに除けば、何やら煌々と輝く、黄金色で統一された広い遊技場がある。各テーブルには、座ると30センチは沈みそうな椅子が2席ずつ、容姿端麗、眉目秀麗なディーラーが風景の一部かのように配備されている。やがて、男女を問わぬ様々な人間が眠そうな顔をしてその部屋に入っていった。もちろん、私も付いて行来ます。彼らは三々五々、オーディエンス席のようなところで腰を掛けたり、タバコを一服したり、青島ビールを啜ったりして、あまり無駄口も叩かない。

 

酒屋主人が何やら声高らかに宣言、それと同時に何かが始まったのです。